みなさん、こんにちは。
ウィシュマさんが収容施設で亡くなってから二年が経過した2023年5月。
日本維新の会の梅村みずほ参院議員が国会で、入管施設で亡くなったスリランカ人女性の死因について「ハンガーストライキによる体調不良だったかもしれない」と主張したことが話題になっています。
そういった事実が確認されていないながらも、ハンガーストライキは支援者からの一言が発端の可能性も否定でいないという発言をされました。
収容施設でのハンガーストライキとは?
そして、ウィシュマさんの支援団体とは?
纏めていきたいと思います。
ウィシュマさん死亡事件
2021年3月6日、名古屋出入国在留管理局に収容中のスリランカ国籍の女性、ラスナヤケ・リヤナゲ・ウィシュマ・サンダマリが死亡しました。
彼女は、自身の体調不良を訴え続けていたにもかかわらず、適切な治療を施されないまま亡くなったためとのこと。
この騒動で出入国在留管理庁の体制そのものが問題視される事態となりました。
維新・梅村みずほ議員の発言
日本維新の会の梅村みずほ参院議員が国会で、入管施設で亡くなったウィシュマさんの死因について
「ハンガーストライキによる体調不良だったかもしれない」
と主張しました。
その発言で国会は一時騒然。
16日の参議院の法務委員会で梅村議員は、入管施設で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんの死因について、次のように言及しました。
先ほど他の委員から『餓死だったのではないか』というような言葉もありましたでしょうかね。
そういったことも考えうると思うんです。
それって死因がわからないわけですから。
ハンガーストライキによって体調不良によって亡くなったのかもしれないし、結局死因は…
(ヤジ:違いますよ!違いますよ!)
ハンガーストライキとウィシュマさんの状況は違う。でも近しいかもしれない。そういったところも…
(ヤジ:違う、違う、まったくおかしい!)
梅村議員は先週、
支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できない
と主張し、支援者などから抗議の声があがっていました。
収容施設でハンガーストライキ?
まず初めに、ウィシュマさんがハンガーストライキをしていたという事実は報道されていません。
しかし、実際に収容所でハンガーストライキが行われたことはあったのでしょうか。
またその、理由とは…。
2017年
過去のニュースを調べてみると、2017年に収容施設でハンガーストライキが行われていことがあったようです。
2017年5月に報道されていたもので、
東京入国管理局の収容施設で、被収容者約40人が長期収容などに抗議し、処遇改善を求めてハンガーストライキを行っていた
というもの。
ハンストに参加している被収容者の1人は
「入管からの回答があるまであきらめない。死ぬまで戦う」
と述べていたようです。
なぜ?
そもそも、なぜハンストを行ったのでしょうか。
この報道によると、被収監者は処遇改善を求める要求書を東京入管局長に渡すよう依頼したとのこと。(職員は受け取りを拒否。)
要求書では、長期収容や職員による威嚇行為に抗議するとともに、医療や食べ物、自由時間などにおける処遇改善を求めていたようです。
ウィシュマさんの支援者・支援団体とは
ウィシュマさんの騒動で、ウィシュマさんとの共同声明をだしている団体が幾つか存在します。
(※「入れ知恵」や「怪しい」などと言われているものに言及するものではありません。)
ウィシュマさんは生前、元交際相手からの暴力被害を訴えていたといわれています。
家庭内暴力(DV)被害者支援などに取り組む団体として、共同声明を出したのがNPO法人「全国女性シェルターネット」や「ヒューマンライツ・ナウ」など5団体。
専門家の詳細な調査もないまま、DV被害に否定的な結論を入管庁が出したことに対し、共同声明は「DVに対する認識不足も甚だしい」と断じたようです。
START~外国人労働者・難民と共に歩む会~
また、今回の話題の中心になっている日本維新の会の梅村みずほ参院議員に対して、抗議文を提出した団体があるようです。
それが、【START~外国人労働者・難民と共に歩む会~】。
この団体は、ウィシュマさんの事件に関する栽培の傍聴や、入管法改悪に反対するような運動をされているようです。
民族差別、人権侵害などを許さないというような意思を示しており、東北・東京・名古屋・大阪など全国の主要地で運動をしているようです。
こちらが、その活動の一部としてHPに掲載されていたようです。
活動の様子は、団体公式HPで細かく記載されています。
2018年からの活動が公式HPに記載さいていますが、
ことに対しての活動が記されています。
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